照明 / 制作期間:7日間 / 2015.07

大学2年の作品

光量と造形美

照明制作にあたり、自分が重要視したのは「光と存在感」でした。まず私は、照明の命とも言える光量を程よく見せるデザインを検討しました。そこで、着目したのが、自分の一番記憶に残る光を振り返ることでした。私にとっては、それは障子から感じる光でした。障子の光は、夜も昼も適度な光量で、美しく室内を照らしてくれるからです。しかし、障子のシンプルな形状を模倣することは避け、存在感のある形として螺旋状に動きをつけた造形にし、存在感を演出。本来は機能的に、光でユーザーを支える照明ですが、この照明は、まるで誘惑するような存在感のある照明のデザインに挑戦しました。